てぃーだブログ › 今帰仁からのお便りです › 久しぶりの日記

2009年09月06日

久しぶりの日記

久しぶりの日記です。

「大好きだったアジサシが帰っていった海は ちょっぴりさみしく 
それでも ここ数日とてもきれいな青のグラディエーションに真っ白い波が美しい。
石垣に植えたブーゲンビレアの花が咲き始め ピンクにオレンジと私の心を和ませてくれています。」



一昨日まではこうだったのだけれど


やっと八分咲きになっていたブーゲンビレアが 今日はたちまち真っ黒に
ひとつだけ実をつけ けなげに咲きつづけていた
真っ白のオキナワキョウチクトウもプリメリアも真っ黒
もちろん やっと立ち直ったかのように見えたホウオウボクもね・・・

南の海上に熱帯低気圧や台風が発生すると ここはいつもこんな 
だけど ヒューヒュー唸る風の音を聞きながら 真っ黒に焼けた庭を眺めながら 
最近は「また明日からね!」って
そんなふうに思えるようになった私です。



そうそう こちらはここ1日~3日がお盆でした。
今年は5月が2回あったので お盆が9月にずれ込んで 
ウンケー(お迎え)からウークイ(お送り)まで終えた昨日
シマで 青年団主催の七月エイサーが開催されました。

青年たちが減って 厳しい指導に耐えかねて?
途絶えていたエイサーが 青年団のおもいで3年ぶりに今年復活したのです。

昨夜はシマの「昔の青年たち」が大勢集まり 
いつもはハルサーしているシャイなおじさん いえいえ にぃにぃたちが
とびっきりの笑顔で それはかっこよく踊る姿に 思わず見とれてしまいました。

私は にぃにぃの強引なアタックに抵抗できず 櫓の上で太鼓叩かせてもらいながら
私もナコーシンチュになれたような気がして 何だかとっても幸せな気分でした。


櫓の上から見た みんなの楽しそうな顔が印象的・・・・


10年前 取材が入ったという仲尾次のエイサーは
太鼓を持たずに踊る 男の手踊り(女も同じように踊ります)
これから先も ずっとずっと受け継いでいってほしいなぁ~


立て続けですが今日は 県立芸大の4年生と卒業生による記念公演
「山原にゆらてぃ」が今帰仁であり行ってきました。


久しぶりの日記






今帰仁村出身は与那嶺志保さん座間味恵介さん
その他 大きくなった金城真次さんもいました。



久しぶりの日記




久しぶりの日記





学生さんだけでなく 最近「琉球舞踊曲集1~6」のCDを出された
比嘉康春さんや胡弓の又吉真也さんなども地謡をされていてラッキー!



久々に感激した素晴らしい公演でした。
観客の拍手と 会場いっぱいの笑い声・・・・





このように 文化や芸能が受けつがれている 
舞台と観客がひとつになった
沖縄のパワーを  思いっきり感じた2日間でした。




久しぶりの日記





Posted by fumi at 00:49│Comments(2)
この記事へのコメント
ブーゲンビレアの花
台風で真っ黒になっちゃうんですね

沖縄はどんな植物もたくましく咲いている
イメージがあったのでびっくり

自然って本当にすごいですね。

「山原にゆらてぃ」すばらしい公演だったのが伺えます。
謡に踊り 胸に染み渡る声が聞こえてきそうです。
Posted by OrangeCafe at 2009年09月07日 13:05
OrangeCafe さん

神戸はまた暑さが逆戻りとか・・・・
お元気ですか?

お店の方はいそがしいですか?

そうなんですよ  塩害ってすごいですよ
火事で焼けたみたいに真っ黒になるんですから。

琉球舞踊 「加那ヨー天川」 ほんの一部ですが今アップしましたので
のぞいてみてください。
Posted by fumifumi at 2009年09月07日 14:47
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。